ピアス

昔と違ってピアスはすでにファッションの一部となっています。
しかし、安易に個人で穴をあけると細菌感染や金属アレルギーなどのトラブルになりがちです。
ピアスの穴開けは医療行為です。
トラブルを防ぐためにも医療機関で受けましょう。

  • 当院では未成年の方は保護者の同意書を書面でいただいています。
  • 同意書がなければ未成年の方はピアスを開ける事をお断りしています。
  • 場合によっては、お電話で直接保護者の方と連絡を取らせていただくこともありますのでご了承下さい。

ピアスホール作成可能部位

耳たぶ、耳介の皮膚、耳の軟骨、おヘソ、鼻、眉、乳首、性器など

所要時間

5分〜10分

穴あけの方法

耳たぶ 医療用の滅菌ピアスを用いて穴あけをします。
専用の医療用ピアスガンを用いますが、局所麻酔はしません。
痛みは一瞬で、ドアに挟まれた時の様なジーンとする感じです。
痛みに弱い方は冷却して穴あけをしますのでお申し出下さい。
耳介の皮膚 手技は耳たぶと同じです。
耳軟骨 ピアスホールを作成したい場所によって変わります。
局部麻酔下にニードルを用いて穴あけをします。
耳たぶと同じ手技で出来る場合もあります。
ボディ

(おヘソ、鼻、眉、乳首、性器など)
局部麻酔下にニードルを用いて穴あけをします。

注意事項

  • 耳たぶピアスのみ市販のピアッサーの持ち込みも受け付けています。
  • 軟骨部分やボディにピアスホールを作成する場合、ピアスを持参していただきます。
  • 当院で持参されたピアスを消毒して用います。
  • 持参するピアスは飾りの少ないシンプルなものにして下さい。
  • 硬いものや装着に時間のかかるもの(自分でつけられないものなど)は避けて下さい。

ピアスホールが完成するまで

耳たぶで、1ヶ月半位かかります。

その他の部位では2〜6ヶ月程度かかる場合があります。
穴が落ち着くまでの時間には個人差があります。
穴が完成するまではむき出しの傷があるのと同じ事です。
留置しているピアスを出来るだけ清潔にすることで感染等を防ぎ、きれいなピアスホールを作ることになります。
もし何かトラブルが発生した場合は早めの受診をお勧めします。
保険証をお忘れなく。